過去問はタイムトライアル
受験をするにあたり、過去問を解くのは必須です。
塾でも、中学3年2学期半ば頃から、過去問をやるようになるでしょう。
ですから、過去問は必ず子どもに解かせてください。
ただし、家で過去問をやるときは、必ず時間を計ってください。
1教科60分なら、60分を計って解かせるのです。
これをこなしていくと、子どもが問題にかける時間配分を理解できるようになります。
のんびりとした子なら、タイムトライアルをやると、急がなければならないと自覚するでしょう。
せかせかとしている子の場合は、タイムトライアルをやると、答案を見直す時間の使い方まで理解できるようになります。
また、どれぐらいのスピードで英語の長文を読まなければならないのか、どのぐらいのスピードで数学の証明は終えなければならないのか、子どもが体で覚えます。
ですから、過去問はタイムトライアルでやらせてください。
ただ、親が60分も子どもの傍にいるのは苦痛です。
家事だって、やらなければなりませんからね(笑)。
そこで私が活用したのは、携帯電話についているキッチンタイマー機能。
私の機種では60分、きっちり計ることができます。
それを「用意始め」で作動させ、50分でタイマー音が鳴るようにしてポケットに入れ、掃除したり、夕食を作ったりしていました。
50分で終了させるのは、見直しの時間の作り方を覚えさせるためと、また、当日、難問が出ても対応できる時間を作るためです。
タイマー音が鳴って終了させたら、後は親子で丸付けをし、いつもどおり、正解するまで解き直させました。
スポンサードリンク