いざとなったら、親が出て行くべし
さて、テストでどんなに良い点数をとっても、なかなか「5」が取れない我が息子。
とある教科なんて、100点満点のテストで98点(学年トップ)をとっても、「4」がついてきましたからね。
すると、生徒は騒ぎ出します。
何しろ中学3年ともなるとみんなが内申点を意識し、どうすれば内申点が上がるのか、みんな考え始めるからです。
我が家の息子を見て、「自分は3なんだけど、頑張って4を取ろうとしている。だけど、98点とって、学校でも真面目で生徒会役員もやっているやつが4なんて、冗談じゃない。どうやっても、4が取れる気がしない」と騒ぐのです。
そのとき、私は「4」がついて悲しいという思いは、まったくありませんでした。
というのも、いざとなったら、モンスターペアレントと言われようと、学校へ行って先生と話し合おうと腹を決めていたからです。
ですから、「もっと騒げ、もっと騒げ、話し合いしやすくなる」と思っていました。
息子には、
「課題提出はきちんとしろ」
「授業態度もちゃんとしろ」
「成績も落とすな」
「そうすれば先生と話し合いが進めやすくなる」
と告げ、息子も「そうだね」と覚悟を決めていました。
さあ、周囲も我が家の息子の成績に疑問を持って騒ぎ出したことだし、話し合う時期は来た。
そう思って、3年の2学期半ばに、息子の3年間分の中間テスト、期末テスト、これに加えてV模擬の結果を持ち、校長先生と「この成績は妥当なのでしょうか」と話し合いました。
すると、どうでしょう。
なんと、主要5教科すべてが5になり、素内申も40になりましたよ。
ですから、内申点に疑問を持ったら、モンスターペアレントと言われようと、学校へ行ってください。
周囲を見ていても、「えっ、うそっ」って思うような、ちょっと太めで運動神経の鈍い子の親が学校へ話し合いにいったら、体育の「3」が「4」になったといっていました。
他にもゴロゴロ、こんな話が転がっているものです。
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