なかなか取れない内申点
ホント、内申点には苦労しました。
都立高校の受験は、内申点にその日のテストの点数がプラスされ、総合点で合否が決まります。
ですから、内申点が低いとどんなにテストの点数が良くても、合格しないのです。
この内申点、どうやってつけているのだと、首を傾げたくなる親も多いでしょう。
我が家の息子、このレポートでも述べていますが、中間テスト、期末テストともに学年10位以内をキープ。
授業も目だって悪さすることなく真面目に受け、生徒会役員として働き、運動部に所属し、それなりの運動神経も持っています。
それなのに、内申点は中学1年生のときに素内申で32、中学2年生になると素内申で36。
どう?すごいでしょ。
数学のみが5で、後の教科は4、体育だけ3。
まあ、なんて計算しやすい子どもなんでしょ。
と、笑っているわけにはいきません。
偏差値60以上の進学校へ行こうと考えたら、素内申で40はないと、勝負になりません。
なぜ、学年10位以内をキープしている我が家の子、数学しか5がないのでしょう。
提出課題もきちんと出し、ノートはキレイにかけているのか、内申点が欲しいほしいから親がチェックを入れていました。
さらに、息子は当然納得できず、様々な教科の先生に「なぜ5が取れないのか」を聞きまくりました。
先生の返答は
「小テストを1回受けていないから」
「ちょっとノートが汚かったから」
「みんなを引っ張っていける実力があるのに、引っ張っていってくれないから」
「積極性が足りないから」
うんぬん・・・。
まあ、とってつけたような理由が、次から次へと。
1年生の1学期から3年の1学期まで、ず~っとこんな感じ。
2年の1学期ぐらいからは、もう親子ともどもあきれ果て、「イケメンじゃないから内申点が取れないんだよ」「地味だからだよ」と笑っていました。
ただ、都立高校受験は3年生の2学期の内申点が加算され、総合点で争います。
ですから、3年の2学期の成績がつけられる前、私は思い切った行動に出ましたよ。
スポンサードリンク