模試はどれを選ぶ?
模試選びに頭を悩ませる親も大変多いようです。
というのも、模試によって出てくる偏差値が異なるから。
「塾では偏差値75って言われたのに、V模擬を受けたら偏差値50未満で出てきた」という子どももいます。
我が家の子どもは、とある進学塾の無料模試を受けたことがありますが、そのときの偏差値はなんと49。
V模擬では、平均して偏差値65から66を叩き出しているのに。
この模試のとき、我が家の息子の調子が悪かったからなのだろうかと考えてもみたのですが、下の欄の高校合格確率を見て、私立の国学院付属高校がB(だったかな)というところで、妥当な偏差値なのだと判断しました。
ですから、偏差値は模試によって異なると考えてください。
ただ、変わらないのは合格確率。
ですから、模試は志望校の合格確率を見てください。
また、都立志望の場合、V模擬を受けるのか、W模擬を受けるのかで迷うでしょう。
正直、どちらでも良いと思いますが、我が家の場合はV模擬を一年間受け続けました。
V模擬は回数多く受けることを前提に申し込むと、割り引きが効きます。
そして、私立で人気を集めている朋優学院高校がありますが、ここの国公立コースは3年の2学期中にV模擬、もしくはW模擬で2回以上偏差値61以上を出していると、併願優遇を受けることができました(息子の時代です、今なら進学個別相談で相談してみてください)。
ですから、V模擬でもW模擬でも良いと思います。
ただ、グループ作成問題を受験する生徒は、必ずグループ作成問題校向けの模試を受けてください。
そして、残念ながら要注意の模試もあります。
それは、補習塾や個別塾の塾内模試。
塾内模試は偏差値が高く出るので、本当に要注意です。
V模擬で偏差値50ぐらいしかない生徒が、偏差値75で出てくることも稀ではありません。
塾の先生は生徒に自信を付けさせるために、塾内模試を受けさせているのかもしれませんが、偏差値45ぐらいしかないのに、自分の子どもは偏差値70もあり、高レベルの私立に合格できると勘違いする親もいるのです。
そして、その塾内模試の偏差値を元にして高レベルの高校を受けて落ちまくり、最終的には偏差値40台の私立で落ち着くというケースもあります。
ですから、塾内模試には注意してください。
ただ、進学塾の塾内模試は、グループ作成問題高校を受ける場合、その模試しか参考にできないので、例外でしょう。
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