PTA役員をやっておくと入試に有利?
「PTA役員をやっておくと入試に有利なのではないか。」
そんな噂を耳にすることがあります。
「入試に有利だからPTA役員に立候補するんじゃないの?」
そんな風に考える保護者もいるようです。
私はくじ引きで、役員ではありませんが、委員にあたり、さらに委員長までやらされたことがあります。
そして、役員会などに出席したことがありますが、PTA役員をやっておくと、入試に有利なのではないかという答えに関しては、微妙としかいえません。
まず、都立高校を受験するとき、親がPTA役員をやっていたということを記入する書類はありません。
都立高校を受験するときは、自己PRカード、内申書を含む調査書を提出することになります。
この調査書に、親がPTAをやっていたと記せる書類はないのです。
ですから、親がPTA役員を務めていたからといって、入試には有利にならないでしょう。
ただ、PTA役員になると、校長先生や副校長先生と親しくなることはできます。
PTAのPはペアレンツで親のこと、PTAのTはティーチャーで先生のことです。
ですから、保護者同様、先生もPTAの一員です。
PTA役員会には、保護者、そして、PTAの代表となる校長先生と副校長先生が出席します。
役員会では、学校行事などをどのように運営するか話し合いをするわけですが、空き時間には、それ以外の話題も個人的にするわけです。
ですからPTA役員になると、自分の子どもに関する相談を直接、校長先生、副校長先生に持ちかけることができます。
どのような話を個人的にするか、その個人的な話題にどこまで先生方が耳を傾けるのか、私は知りませんが、このことが有利と噂されている原因かもしれません。
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