英検、漢検、数検は受験させるべき?
英検、漢検、数検は受験させるべきか。
これは、大変迷うところでしょう。
中学校の中には、英検、漢検、数検の受験を推奨しているところもあるようですし、また、逆にこれといって英検、漢検、数検に触れない学校もあるようです。
塾の中には、英検、漢検、数検の内容が受験に出るわけではないし、直接入試に関係ないからと、受験を特に勧めないところもあるでしょう。
私個人の意見としては、受けられるなら受けておいて損はないということでしょうか。
ちなみに、我が家の息子は受験までに英検、漢検、数検のすべてで準2級を持っていました。
確かに、英検、漢検、数検は、直接受験に関係ないといえるかもしれません。
ただ、私立高校の中には、英検を持っていると内申に1点加えてくれるところもあります。
また、英検、漢検、数検を持っていると、都立受験の場合、自己PRカードに書くことができます。
自己PRカードとは、中学3年間、自分が何をやってきたのか、そして高校に入学後はどのように活躍したいのか、その名のとおり自分をアピールするカードです。
この自己PRカードは、推薦入試のときに受験する高校へ提出します。
そして高校では、面接のときに自己PRカードを元にした質問が出されます。
ですから、推薦入試を狙うなら、自己PRカードは充実させなければなりません。
また、一般入試でも自己PRカードは提出することになります。
自己PRカードに書くことは、先ほどにも述べたとおり、中学3年間、自分が何をやってきたのかアピールすることが重要になります。
英検、漢検、数検を積極的に受験し、取得した生徒は、それを自己PRカードに書くことができます。
自己PRカードは、受験の点数に加算されるものではありません。
しかし、もし、点数で自分の子どもがボーダーに乗ったとき、自己PRカードが充実していれば、合格しやすくなるのはいうまでもないでしょう。
ただし、英検、漢検、数検は3級以上でないとメリットはありません。