貧乏親の受験テクニック
「子どもの受験料や入学金なんて、そんなに払えない。」
「私立に通わせることになったら、我が家は生活苦に陥るぞ。」
と青くなっている親もいるでしょう。
我が家は、まさにそんな家庭です(笑)。
では、経済的に余裕のない家庭は、どのように受験を節約しながら乗り切るか。
まず、都立を第一希望にしてください。
当然ですね。
このとき、グループテスト問題の高校は除外します。
グループテストは高額費用を払って進学塾へ行かないと、まず対応できないからです。
すると、第一希望はおのずと決まってくるでしょう。
勉強が得意という子なら、駒場、小山台、三田などのレベルの高校がオススメです。
これらの学校は偏差値60以上あり、進学率が良いのにも関わらず、なんと業者テストで受験させてくれます。
ですから、進学塾ではなく、集団の補習塾で十分対応可能です。
学校の授業を真剣に受け、周囲のお友達と同じ問題を解きながら、受験を迎えることができます。
グループ問題テストの高校を避け、あえて駒場、小山台を受験してくる生徒もいるぐらいです。
ただ、注意しなければならないのは、倍率。
当然のことながら、このレベルの高校は、どこも倍率2倍となります。
三田高校の場合、女子は3倍近くなります。
ですから、これらのレベルの高校は、業者テストで500点中500点、要は満点を目指して勉強しないと合格しません。
500点の満点を狙って、ケアレスミスで1問間違えたから90点、もう1問間違えたから80点、それでなんとか合格という世界です。
ボーダーとしていわれているのは、400点。
「何だ、一教科80点取れば受かるのか」と、考えないでください。
今、入試問題では、生徒に文章を書かせる問題が増えています。
そうなると配点が高くなり、文章を書かせる問題では1問10点ぐらいの配点があります。
1つのテストで2問間違えたらアウト、ということになります。
そして、併願校も考えなければなりません。
併願校は私立になりますが、駒場、小山台、三田レベルの高校を受験する場合、これらの高校と同レベルの私立高校1つ、滑り止め1つが妥当でしょう。
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